社会福祉法人「愛と光の会」(東京都荒川区)の施設での入所者に対する虐待問題で、同法人の山下洋子元理事長(70)が、大田原市で運営する障害者福祉施設2カ所で入所者を虐待していたなどとして、県が障害者自立支援法に基づき改善を指導したことが30日、分かった。
施設は「那須愛恵苑」と「ふるさとセンター那須」。県障害福祉課によると、37人の入所者がいるという。
県は11月29日に2回目の立ち入り調査を実施。全職員からの聞き取りの結果、元理事長が複数の利用者に暴言を吐いたり、平手でたたくなどして虐待したことを認定した。ほかにも、食費などの入所者の負担金などで不適切な会計処理があったとみて、今後調査を進める。
山下元理事長は運転手だった元入所者の女性にけがをさせたとして先月28日、傷害容疑で千葉県警に逮捕された。
毎日新聞 2012年12月01日 地方版
施設は「那須愛恵苑」と「ふるさとセンター那須」。県障害福祉課によると、37人の入所者がいるという。
県は11月29日に2回目の立ち入り調査を実施。全職員からの聞き取りの結果、元理事長が複数の利用者に暴言を吐いたり、平手でたたくなどして虐待したことを認定した。ほかにも、食費などの入所者の負担金などで不適切な会計処理があったとみて、今後調査を進める。
山下元理事長は運転手だった元入所者の女性にけがをさせたとして先月28日、傷害容疑で千葉県警に逮捕された。
毎日新聞 2012年12月01日 地方版