「個性と多様性を尊重した共生社会の実現」をスローガンに、知的障害者への理解と福祉の充実を求める「福祉パレード」が九日、行われた。
パレードは県知的障害者福祉協会などが九月の知的障害者福祉月間に毎年実施。県庁での出発式の後、パレード隊が県内を巡回し、三十五自治体にメッセージを届けた。
安中市役所では、一行約四十人を市内の知的障害者や関係者ら約百人が出迎えた。市心身障害者父母の会の畑山ひろ子会長と、在宅重度心身障害者デイサービス・光の里ふれあいの家を利用している小嶋三和さん(24)が、メッセージを読み上げ、茂木英子市長らに手渡した。
メッセージを読む小嶋さん=安中市で
2014年9月10日 東京新聞