11回目となる日韓知的障がい者サッカー交流大会が14日、千歳市の青葉公園陸上競技場で開かれた。両国の選手たちは白熱した試合を繰り広げるとともに、言葉の壁を越えて絆を深めた。
交流大会は2002年の日韓ワールドカップ(W杯)開催を前に、障害福祉の向上などを目的に01年から始まった。開催地を交互にほぼ毎年実施し、13年の韓国・統営(トンヨン)市での大会に千歳いずみ学園のサッカーチームが出場した縁で今回、千歳での開催となった。道内で開かれるのは09年の札幌大会以来となる。
試合は知的障害者の韓国代表と、札幌の知的障害者のサッカーチームを中心とする道選抜が対戦。道選抜は前半に1点を挙げたが、後半30分に同点にされ、試合終了間際の45分には逆転を許し、1―2で競り負けた。
試合後、両選手たちは互いの健闘をたたえ合ってがっちりと握手を交わしていた。
次回大会は韓国・済州島で行われる予定。
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白熱した試合を繰り広げた韓国と道選抜の選手たち
(2014年 9/15) 苫小牧民報