CompTIA日本支局は19日、REACHが進める身体障害者の雇用促進プログラムに、シスコシステムズとともに協力すると発表した。
REACHでは、身体障害者が地域で自立した生活が送れるよう、様々な就業機会を創出し、障害者の社会参加の推進に寄与していく新しい取り組みを検討していた。そうした中で、身体障害者のITに関する職業能力を開発するため、シスコシステムズ、CompTIA日本支局と協業することを決定。
シスコシステムズが提供する、シスコネットワーキングアカデミーの支援により、CompTIAが、「IT Essentials」を利用したトレーニングを身体障害者に実施し、認定資格「CompTIA A+」(*1)の取得支援を行う。これにより、企業の求めるITスキルに則した人材として紹介機会を増やし、雇用創出につなげる。
すでに、NTTデータ ジェトロ二クス、シーシーダブルなど、CompTIA認定資格を人材育成に活用する企業をはじめ、山梨ICT&コンタクト支援センター、Class for Everyoneなどから協力と賛同を得ており、現在も広く募集している。
(*1)CompTIA A+:CompTIAが提供するワールドワイドの認定資格。
2014年9月22日 ICT教育ニュース