2020年東京五輪・パラリンピックを見据え、障害者スポーツの振興を図ろうと、障害者水泳大会が23日、品川区東五反田の日野学園温水プールで開催された。
同区内在住、在勤、在学者で、小学校3年から65歳まで41人がエントリー。障害区分によるクラス分けはせず、競技は男女別に自由形、平泳ぎ、背泳ぎ、バタフライ(各25、50メートル)、ビート板(25メートル)で、小中学生、高校生以上に分かれて実施した。
頑張って50メートルにエントリーした参加者もいて、プールサイドからは「最後までしっかり」と応援の声が飛んだ。泳ぎ切った選手らは拍手のなかで、苦しそうながら、達成感に満ちた表情を見せた。
区スポーツ協会も「普段、水泳教室などで練習している方々に、日頃の成果を発揮できる場を提供できてよかった」としている。
同区内では2020年パラリンピックで、視覚障害者5人制サッカーと脳性麻痺者7人制サッカーが開催される予定。
2014.9.24 07:02 MSN産経ニュース