社会福祉法人・島根整肢学園(木原清理事長)が運営する障害児者支援施設「西部島根医療福祉センター」(江津市渡津町)の男性職員(40)が11月末、入所者2人に虐待を行っていたことが7日、わかった。
同学園や江津市によると、男性職員は11月27日に50歳代の男性入所者の頭をたたき、同28日には20歳代の男性入所者の頭をたたいた上、罵倒したという。2人にけがなどはなかったという。別の職員が目撃して発覚、同学園の職員数人で構成する虐待防止委員会で調査し、虐待と認定した。学園は今月6日に江津市に報告。市は同日、施設を調査した上で、7日に県に報告した。男性職員は市の調査に対して「間違いない」と話しているという。
市は今後、同学園に対し、再発防止策をまとめて書面で提出するよう求める。
同センターには、身体障害者や知的障害者ら計141人が入所。2人はセンター内の療養介護事業所「安養学園」に入所している。同学園の木村恒夫事務長は「入所者に申し訳ない。再発防止に向け、職員研修などを通して虐待や暴力についての指導を徹底させたい」としている。
(2012年12月8日 読売新聞)
同学園や江津市によると、男性職員は11月27日に50歳代の男性入所者の頭をたたき、同28日には20歳代の男性入所者の頭をたたいた上、罵倒したという。2人にけがなどはなかったという。別の職員が目撃して発覚、同学園の職員数人で構成する虐待防止委員会で調査し、虐待と認定した。学園は今月6日に江津市に報告。市は同日、施設を調査した上で、7日に県に報告した。男性職員は市の調査に対して「間違いない」と話しているという。
市は今後、同学園に対し、再発防止策をまとめて書面で提出するよう求める。
同センターには、身体障害者や知的障害者ら計141人が入所。2人はセンター内の療養介護事業所「安養学園」に入所している。同学園の木村恒夫事務長は「入所者に申し訳ない。再発防止に向け、職員研修などを通して虐待や暴力についての指導を徹底させたい」としている。
(2012年12月8日 読売新聞)