広島労働局がまとめた広島県内の企業の障害者雇用状況によると、従業員に占める障害者の割合を示す実雇用率は6月1日時点で1・78%で、義務付けられている法定雇用率1・80%を下回った。前年より0・01ポイントの微増にとどまり、中小企業ほど取り組みが遅れている。
従業員56人以上の1820社を調査した。1・80%以上を達成した企業の割合は48・5%で前年より0・6ポイント減った。来年4月の改正障害者雇用促進法施行で法定雇用率は1・8%から2・0%に引き上げられ、来年はさらに達成企業が減る恐れがある。
広島労働局は「達成企業が半数を下回り、障害者雇用の意識が十分に浸透していない。働き掛けを強めたい」としている。
重度の障害がある人を2人、短時間労働者を0・5人と数えた雇用者数は7888人で4・5%増。雇用者の増加は9年連続となる。実雇用率の業種別は生活関連サービス・娯楽が3・30%と最多で、製造と医療・福祉の2・08%が続いた。
中国新聞-'12/12/10
従業員56人以上の1820社を調査した。1・80%以上を達成した企業の割合は48・5%で前年より0・6ポイント減った。来年4月の改正障害者雇用促進法施行で法定雇用率は1・8%から2・0%に引き上げられ、来年はさらに達成企業が減る恐れがある。
広島労働局は「達成企業が半数を下回り、障害者雇用の意識が十分に浸透していない。働き掛けを強めたい」としている。
重度の障害がある人を2人、短時間労働者を0・5人と数えた雇用者数は7888人で4・5%増。雇用者の増加は9年連続となる。実雇用率の業種別は生活関連サービス・娯楽が3・30%と最多で、製造と医療・福祉の2・08%が続いた。
中国新聞-'12/12/10