小千谷市は30日、個人情報が含まれた障害者控除対象者認定申請書180人分を別人に誤送付していたと発表した。
市保健福祉課によると、28日に市民から「封書の中身が違う」と問い合わせがあり発覚した。27日に書類を送付する際、職員があらかじめ同申請書に印字されている名前を確認せずに封入してしまったという。申請書は2014年中に新たに介護保険の要介護認定を受けた障害者が、所得税や住民税の申告時に使用する書類で、住所、氏名、要介護度などが記載されている。同課は回収を急ぐとともに、複数の職員が再確認するなどのチェック体制を徹底させたいとしている。
毎日新聞 2015年01月31日 地方版