唐津市は、10年1月に閉館した同市東城内の老舗旅館「城内閣」を購入し、市施設の障害者福祉会館を移転させる。今年度中に具体的な改築や活用方法など基本方針を決め、来年度中に実施設計に入る予定。
同旅館は1946年創業。2300平方メートルの敷地に17年前に改築した鉄骨4階建て(延べ4300平方メートル)が残る。今年に入って2度競売に掛けられたが、建物の解体費用や高さ制限(12メートルまで)などがネックで入札がなかった。
このため、先着順で購入できる特別売却の期間になり、市が今月11日に購入最低額の4900万円を裁判所に申し入れて買い受けることになった。
同市栄町にある現在の障害者福祉会館は79年3月完成で、敷地1076平方メートル、鉄筋コンクリート2階建て(延べ912平方メートル)。老朽化し、トイレや廊下が狭くて使い勝手が悪い上、耐震性も現在の基準を満たしていないことから改善が求められていた。
毎日新聞 2012年10月20日 地方版
同旅館は1946年創業。2300平方メートルの敷地に17年前に改築した鉄骨4階建て(延べ4300平方メートル)が残る。今年に入って2度競売に掛けられたが、建物の解体費用や高さ制限(12メートルまで)などがネックで入札がなかった。
このため、先着順で購入できる特別売却の期間になり、市が今月11日に購入最低額の4900万円を裁判所に申し入れて買い受けることになった。
同市栄町にある現在の障害者福祉会館は79年3月完成で、敷地1076平方メートル、鉄筋コンクリート2階建て(延べ912平方メートル)。老朽化し、トイレや廊下が狭くて使い勝手が悪い上、耐震性も現在の基準を満たしていないことから改善が求められていた。
毎日新聞 2012年10月20日 地方版