盛岡市上太田の障害者支援施設「太田の園」(中村純夫園長、利用者56人)は、利用者の就労支援の一環としてみそ造りに取り組んでいる。地元産の大豆や利用者が栽培した豆を用い、みその製造に欠かせない麹(こうじ)も手作りするなど細部までこだわった。来年1月ごろから地元の産直などで販売し、利用者の社会参画につなげていきたい考えだ。
みそは、県産大豆「南部白目」、利用者が栽培した「黒豆」と「えんれい」を使用する全部で3種類。
職人から指導を受け、施設で農作物栽培に取り組む利用者3人が職員と一緒に4月から製造に励む。農繁期は施設の畑で大豆や野菜の栽培に専念し、空いた時間にみそ造りを行う。
作業場所は、同施設に併設するプレハブ小屋を改修し3月に開設した「みそ工房」。4月に仕込んだ南部白目のみそは、大豆120キロを使用し8カ月ほど熟成させた。口に入れた瞬間に鼻から抜ける、豆本来の豊かな香りが特長だ。
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【写真=蒸し上がった米を冷まし、麹づくりに励む施設利用者と職員】
岩手日報-(2012/12/12)
みそは、県産大豆「南部白目」、利用者が栽培した「黒豆」と「えんれい」を使用する全部で3種類。
職人から指導を受け、施設で農作物栽培に取り組む利用者3人が職員と一緒に4月から製造に励む。農繁期は施設の畑で大豆や野菜の栽培に専念し、空いた時間にみそ造りを行う。
作業場所は、同施設に併設するプレハブ小屋を改修し3月に開設した「みそ工房」。4月に仕込んだ南部白目のみそは、大豆120キロを使用し8カ月ほど熟成させた。口に入れた瞬間に鼻から抜ける、豆本来の豊かな香りが特長だ。

【写真=蒸し上がった米を冷まし、麹づくりに励む施設利用者と職員】
岩手日報-(2012/12/12)