知的障害がある高校生が働ける場について考えるパネルディスカッションが17日、福岡市の市発達教育センターで開かれた。
学校や企業などが連携し、生徒の就職支援に取り組む「夢ふくおかネットワーク」の設立を目指す同市教委が企画。約120人が耳を傾けた。
パネルディスカッションには5人が登壇。西鉄の子会社「西鉄ウィルアクト」の藤浩士・事業部長は、雇用している障害者5人が会議資料の作成などの業務をこなしていると報告。その上で「障害者を増員する際、指導員も増やすのは(経費がかかって)難しい。効果的な指導が必要」と話した。
障害者の雇用について企業の相談に応じている人材派遣会社「綜合キャリアオプション」の北沢智子・九州ブロック統括マネージャーは、障害者にどんな業務を任せられるか分からない企業が多いと指摘。「学校は生徒の能力をもっとPRしてほしい」と話した。
特別支援学校「博多高等学園」の森孝一校長は就業実習の受け入れ企業が少ないことを挙げ、「実際の職場で実習をすれば、就業への意識が高まる」と語った。
(2012年12月18日 読売新聞)
学校や企業などが連携し、生徒の就職支援に取り組む「夢ふくおかネットワーク」の設立を目指す同市教委が企画。約120人が耳を傾けた。
パネルディスカッションには5人が登壇。西鉄の子会社「西鉄ウィルアクト」の藤浩士・事業部長は、雇用している障害者5人が会議資料の作成などの業務をこなしていると報告。その上で「障害者を増員する際、指導員も増やすのは(経費がかかって)難しい。効果的な指導が必要」と話した。
障害者の雇用について企業の相談に応じている人材派遣会社「綜合キャリアオプション」の北沢智子・九州ブロック統括マネージャーは、障害者にどんな業務を任せられるか分からない企業が多いと指摘。「学校は生徒の能力をもっとPRしてほしい」と話した。
特別支援学校「博多高等学園」の森孝一校長は就業実習の受け入れ企業が少ないことを挙げ、「実際の職場で実習をすれば、就業への意識が高まる」と語った。
(2012年12月18日 読売新聞)