全国の車いすランナーが競う長野車いすマラソン大会(毎年4月、長野市)の実行委員会は、講演会やマラソン用の車いす(レーサー)の試乗体験を通じて障害者スポーツへの理解を深めてもらおうと、講師の派遣先を募集している。応募した学校や企業、福祉機関などに県内の車いすランナーが出向く。派遣期間は6月28日まで。学校は無料だが、学校以外は交通費などの実費負担がある。
長野車いすマラソンはハーフマラソン(21・0975キロ)で98年の長野パラリンピックの理念を継承し、05年から毎年開催している。
今回の派遣講演は、12年大会男子の部で優勝し、ロンドンパラリンピックに出場した樋口政幸選手ら約5人が講師を務める。約1時間で、講演や車いすマラソン大会のビデオ上映、レーサー試乗などをする。実行委は「障害者10+件がスポーツに打ち込む姿を通じて、障害者への理解を深めてほしい」と呼び掛ける。
希望日時が重なった場合は先着順。問い合わせは実行委事務局(026・295・3661)。
毎日新聞 2013年01月10日 地方版
長野車いすマラソンはハーフマラソン(21・0975キロ)で98年の長野パラリンピックの理念を継承し、05年から毎年開催している。
今回の派遣講演は、12年大会男子の部で優勝し、ロンドンパラリンピックに出場した樋口政幸選手ら約5人が講師を務める。約1時間で、講演や車いすマラソン大会のビデオ上映、レーサー試乗などをする。実行委は「障害者10+件がスポーツに打ち込む姿を通じて、障害者への理解を深めてほしい」と呼び掛ける。
希望日時が重なった場合は先着順。問い合わせは実行委事務局(026・295・3661)。
毎日新聞 2013年01月10日 地方版