金ケ崎町出身で岐阜県の元中津川市議、小池公夫さん(73)が声帯切除後、議会で代読を認められず、市に損害賠償を求めた訴訟で、代読裁判支援岩手の会(千田功平代表世話人)は20日、盛岡市志家町のサンセール盛岡で「名古屋高裁勝利判決岩手報告集会」を開いた。支援者らは障害者が議会で発言する権利や自己決定権を問い、障害者の権利獲得に足跡を残した訴訟の意義を確認した。
本県と中津川市の支援者約60人が参加。小池さんの選挙活動や訴訟で代読を務めた長女木綿子(ゆうこ)さん(40)が小池さんのメッセージを読み上げた。
小池さんは「障害を持つ者が何に喜び、何に悲しむか分かろうとする人、おかしいことをおかしいと言う私に勇気をもらったと話す人。多くの人に支えられた」と感謝。「今後も声なき声に耳をそばだて、手を取り合い、弱者に優しい地域づくりに力を尽くす」と結んだ。
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【写真=岩手での支援活動に感謝する小池公夫さん(中央)のメッセージを代読する小池木綿子さん(左)】
岩手日報-(2012/10/21)
本県と中津川市の支援者約60人が参加。小池さんの選挙活動や訴訟で代読を務めた長女木綿子(ゆうこ)さん(40)が小池さんのメッセージを読み上げた。
小池さんは「障害を持つ者が何に喜び、何に悲しむか分かろうとする人、おかしいことをおかしいと言う私に勇気をもらったと話す人。多くの人に支えられた」と感謝。「今後も声なき声に耳をそばだて、手を取り合い、弱者に優しい地域づくりに力を尽くす」と結んだ。

【写真=岩手での支援活動に感謝する小池公夫さん(中央)のメッセージを代読する小池木綿子さん(左)】
岩手日報-(2012/10/21)