地域生活や就労、教育などさまざま問題が絡み、精神疾患・障害のある人への支援が複雑化する中、県内の医師や看護師、精神保健福祉士など関係多職種がメンタルネットinとちぎ(代表・日本福祉大研究フェロー)を設立、20日に鹿沼市の同市民情報センターで初めての研修会を開いた。関係職種約150人が参加。職種の枠を超える「超職種」をキャッチフレーズに掲げ、有機的なネットワークづくりや、ケア体制の充実を目指す。
メンタルネットは鹿沼市出身で精神科医の野中代表が呼び掛け、県内の関係者十数人が2012年9月に設立した。事務局は宇都宮市飯田町の森病院に置く。
現在、精神障害者20+ 件への対応について「入院医療から地域生活中心へ」という流れがある。一方、当事者の支援には家族関係や生活全般の支援などを一体的に行う必要があるが、例えば、就労では就労支援機関以外の関わりが薄いといった課題も多いという。
メンタルネットは継続的に催す研修会などを通じて、関係機関・職種の連携を強めたい考え。次回会合は6月ごろを予定している。
初の研修会では副代表の加藤和子森病院医師が「みなさんの連携の力で栃木の精神保健が向上していくことを願います」などとあいさつした。
下野新聞-(1月21日 朝刊)
メンタルネットは鹿沼市出身で精神科医の野中代表が呼び掛け、県内の関係者十数人が2012年9月に設立した。事務局は宇都宮市飯田町の森病院に置く。
現在、精神障害者20+ 件への対応について「入院医療から地域生活中心へ」という流れがある。一方、当事者の支援には家族関係や生活全般の支援などを一体的に行う必要があるが、例えば、就労では就労支援機関以外の関わりが薄いといった課題も多いという。
メンタルネットは継続的に催す研修会などを通じて、関係機関・職種の連携を強めたい考え。次回会合は6月ごろを予定している。
初の研修会では副代表の加藤和子森病院医師が「みなさんの連携の力で栃木の精神保健が向上していくことを願います」などとあいさつした。
下野新聞-(1月21日 朝刊)