長崎県警は23日、同県島原市の身体障害者支援施設「島原療護センター」の入所者に対する暴行や傷害の疑いで、26〜46歳の男女の職員と元職員5人を書類送検した。県警は日常的に虐待していたとみている。
施設では昨年12月、入所者の男性(76)を介護中に殴り右腕を骨折させたとして元職員の金子修被告(29)が逮捕、その後起訴された。
県警によると、金子被告を含め6人は「言うことを聞かないのでカッとなって殴った」「抵抗できない人を選んだ」と供述。2007年〜昨年まで約10人を計約300回暴行したと話している。
2013/01/23 17:04 【共同通信】