八幡西区本城のNPO法人「MY夢(まいむ)」作業所を利用する知的障害者3人の作品が、障害者10+件向け共同作業所の連絡会「きょうされん」(東京)主催の第5回グッズデザインコンクールで入賞・入選した。入賞は福田しずかさんと斉藤龍樹さん(23)、入選は月森聡美さん。いずれも作業所の絵画教室で描いた作品を応募した。
福田さんは、弁当や総菜を作る仲間をサインペンや顔料で生き生きと表現。「今後も気持ちを切らさずに一枚一枚描き上げたい」と笑顔で語った。斉藤さんは絵の先生を黒いペンだけできめ細かくスケッチした。ベレー帽姿の自画像を色彩豊かに描いた月森さんは「家族が応援してくれる。さらに上を目指したい」と述べた。
絵画教室は月2回。3年前、福田さんの母でMY夢代表でもあるいづみさんが、娘に絵を習わせようと小倉南区の画家、藤尾修二さん(57)を招いたのがきっかけだった。
藤尾さんは画材選びでアドバイスする程度で「あまり口は出しません。みんな輝くものを持っている」。いづみさんも「伸び伸び描かせています。受賞は自信になると思う」と話す。入賞作は、きょうされんの来年のカレンダーなどに採用される。
毎日新聞 2013年02月09日〔北九州版〕
福田さんは、弁当や総菜を作る仲間をサインペンや顔料で生き生きと表現。「今後も気持ちを切らさずに一枚一枚描き上げたい」と笑顔で語った。斉藤さんは絵の先生を黒いペンだけできめ細かくスケッチした。ベレー帽姿の自画像を色彩豊かに描いた月森さんは「家族が応援してくれる。さらに上を目指したい」と述べた。
絵画教室は月2回。3年前、福田さんの母でMY夢代表でもあるいづみさんが、娘に絵を習わせようと小倉南区の画家、藤尾修二さん(57)を招いたのがきっかけだった。
藤尾さんは画材選びでアドバイスする程度で「あまり口は出しません。みんな輝くものを持っている」。いづみさんも「伸び伸び描かせています。受賞は自信になると思う」と話す。入賞作は、きょうされんの来年のカレンダーなどに採用される。
毎日新聞 2013年02月09日〔北九州版〕