兵庫県知的障害者福祉大会が26日、小野市民会館(同市王子町)で開かれた。県手をつなぐ育成会などの主催。県内各地の育成会のメンバーら約800人が参加し、ここ数年で目まぐるしく変わる障害者サービス制度の内容などを学んだ。
毎年各地区持ち回りで開かれ、今年で56回目。全日本手をつなぐ育成会政策研究開発センター委員を務める神奈川県平塚市職員の又村あおいさんが「総合支援法の行方」と題して講演した。
今年4月からの改正自立支援法などの全面実施により、支援の実施主体が基本的に各市町に一元化され、又村さんは「身近になったが、ノウハウが乏しく市町で差がつきやすい」と指摘。10月に障害者虐待防止法が施行され、来年4月には自立支援法が「障害者総合支援法」と名称変更され施行される予定で、対象者や区分、サービス内容などの変更点も解説した。
大会では、今後の育成会活動を考えるシンポジウムなどもあった。
神戸新聞-(2012/10/26 23:54)
毎年各地区持ち回りで開かれ、今年で56回目。全日本手をつなぐ育成会政策研究開発センター委員を務める神奈川県平塚市職員の又村あおいさんが「総合支援法の行方」と題して講演した。
今年4月からの改正自立支援法などの全面実施により、支援の実施主体が基本的に各市町に一元化され、又村さんは「身近になったが、ノウハウが乏しく市町で差がつきやすい」と指摘。10月に障害者虐待防止法が施行され、来年4月には自立支援法が「障害者総合支援法」と名称変更され施行される予定で、対象者や区分、サービス内容などの変更点も解説した。
大会では、今後の育成会活動を考えるシンポジウムなどもあった。
神戸新聞-(2012/10/26 23:54)