神奈川県障害者地域作業所県央地区連絡会が主催する「第28回展示即売会」(村松篤実行委員長=今号人物風土記)が10月13日(土)、大和駅西側プロムナードで開催される。時間は午前10時から午後3時まで。
主催するこの連絡会は、障害者の就労支援を目的に活動する大和・座間・厚木・伊勢原の4市による障害者地域作業所・小規模福祉施設で構成する団体。
加盟する作業所では、障害者への作業指導のほか、企業からの受注の開拓や施設外就労先の開拓などを行っている。
当日は、各作業所の木工品や手芸品、ケーキなどの自主製品の展示販売を中心に、太鼓演奏やヒップホップダンスなどイベントも予定している。
不況で受注激減
大和市内にはこうした作業所が19カ所あり、約300人が利用している。これまで、工業製品の品質検査や梱包作業を主に受注してきたが、地域経済の低迷により企業からの受注が3年前と比べ、4分の1から最大半分にまで減っているという。
各事業所ではこうした現状を受けて、企業への営業の強化と自主製品の開発・販路拡大に取り組んでいるが、受注機会の拡大には至っていない。大和つきみの作業所では「納期の短縮などできる限り対応していきたい。得て不得手もあるが、がんばるしかない」という。
企業だけでなく、行政や外郭団体による積極的な発注などで包括的な支援が必要ともされている。
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タウンニュース-2012/10/04
主催するこの連絡会は、障害者の就労支援を目的に活動する大和・座間・厚木・伊勢原の4市による障害者地域作業所・小規模福祉施設で構成する団体。
加盟する作業所では、障害者への作業指導のほか、企業からの受注の開拓や施設外就労先の開拓などを行っている。
当日は、各作業所の木工品や手芸品、ケーキなどの自主製品の展示販売を中心に、太鼓演奏やヒップホップダンスなどイベントも予定している。
不況で受注激減
大和市内にはこうした作業所が19カ所あり、約300人が利用している。これまで、工業製品の品質検査や梱包作業を主に受注してきたが、地域経済の低迷により企業からの受注が3年前と比べ、4分の1から最大半分にまで減っているという。
各事業所ではこうした現状を受けて、企業への営業の強化と自主製品の開発・販路拡大に取り組んでいるが、受注機会の拡大には至っていない。大和つきみの作業所では「納期の短縮などできる限り対応していきたい。得て不得手もあるが、がんばるしかない」という。
企業だけでなく、行政や外郭団体による積極的な発注などで包括的な支援が必要ともされている。

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タウンニュース-2012/10/04