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Channel: ゴエモンのつぶやき
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虐待1割増、3646件を確認 昨年度の児相相談調査

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 二〇一二年度に県内の児童相談所(児相)へ「虐待の疑いがある」と相談があった件数のうち、実際に虐待があったケースは三千六百四十六件で、一一年度より約一割増えたことが県のまとめで分かった。児童相談所が一二年度に受けた相談は四千七百六十九件で、このうち八割近くで虐待が確認されたことになる。(前田朋子)


 児相への相談件数は〇五年度の二千百三十五件から毎年度増え続けている。県は〇九年度以降の相談については、実際に虐待が確認された件数も公表している。


 児相が虐待の解消に向けて取った対応では、一〜数回の支援を行う「助言指導」が二千八百五十五件で最多だった。数カ月〜一年程度の長期指導をする「在宅指導」は二百八十件。子どもを親から離す「施設入所・里親委託」は百七十八件で、一一年度より三件増えた。対応が決まらなかったケースは三百三十三件あった。


 一方、一二年度の相談内容を虐待種別でみると、「心理的虐待」が二千百五十三件で45・1%を占め、前年度に続いてトップだった。


 心理的虐待には言葉の暴力や無視のほか、親同士のDVを子どもが目撃することも含まれている。県所管の児相六カ所が一二年度に受け付けた相談は二百三十八件あったが、この約八割がDV目撃によるものという。


 一二年度の相談者の内訳を見ると、警察が千七百七十件で最も多く、一一年度比22%増。父親による母親への暴力を警察で取り扱った際、児童へのケアを児相に要請する形での連絡が増えているという。




MSN産経ニュース-2013年6月13日






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