福岡労働局がまとめたハローワークを通じて就職した2012年度の障害者数が、前年度比24・6%増の3055人となり、4年連続で過去最多を更新した。県が指定する「障害者就業・生活支援センター」(県内13カ所)を通じた就職者数も過去最高の510人。4月から民間企業が障害者を雇用する割合「法定雇用率」が0・2ポイント引き上げられ2・0%になったことに関連し、「企業が前倒しで対応した」(労働局)とみられる。
内訳は、身体障害者が1447人(前年度比11・3%増)で最も多かった。続いて、精神障害者960人(同49・1%増)、知的障害者603人(同30・8%増)だった。職種は医療・福祉が1063人で最多。卸売業・小売業530人、製造業301人と続いた。
また、センターの支援を受けた就職者数は510人(同18・1%増)、県の無料職業紹介事業による就職者数も115人(同9・5%増)で、それぞれ過去最多となった。
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県は27日午後1時から、福岡市中央区天神1丁目のエルガーラで、障害者合同就職相談会を開く。県内を中心としたサービス業や製造業など約10社が参加し、業務内容や雇用条件などを説明する。参加無料だが、申し込みが必要。
県新雇用開発課は「企業の障害者10+ 件への理解は進んでいるが、就職できない人も多い。相談会など支援事業をもっと活用してほしい」と参加を呼び掛けている。
=2013/06/15付 西日本新聞朝刊=
内訳は、身体障害者が1447人(前年度比11・3%増)で最も多かった。続いて、精神障害者960人(同49・1%増)、知的障害者603人(同30・8%増)だった。職種は医療・福祉が1063人で最多。卸売業・小売業530人、製造業301人と続いた。
また、センターの支援を受けた就職者数は510人(同18・1%増)、県の無料職業紹介事業による就職者数も115人(同9・5%増)で、それぞれ過去最多となった。
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県は27日午後1時から、福岡市中央区天神1丁目のエルガーラで、障害者合同就職相談会を開く。県内を中心としたサービス業や製造業など約10社が参加し、業務内容や雇用条件などを説明する。参加無料だが、申し込みが必要。
県新雇用開発課は「企業の障害者10+ 件への理解は進んでいるが、就職できない人も多い。相談会など支援事業をもっと活用してほしい」と参加を呼び掛けている。
=2013/06/15付 西日本新聞朝刊=