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Channel: ゴエモンのつぶやき
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被災者癒やした歌声披露 フィンランドの知的障害者グループ 札幌でコンサート

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 フィンランドの知的障害者施設「カーリシルタ学園」のメンバーによるチャリティー合唱コンサートが16日、札幌市北区の札幌サンプラザで開かれた。一行は、東日本大震災の被災地を訪問するために来日中で、約240人が、被災者を癒やした歌声に耳を傾けた。

 札幌のNPO法人ホップ障害者地域生活支援センター、社会福祉法人HOPが、被災地にいる障害者10+ 件の現状を知ってもらおうと企画。同学園と提携する檜山管内江差町の社会福祉法人「江差福祉会」の協力を得て実現させた。

 一行は9日に来日し、宮城県栗原市、岩手県陸前高田市を回った後に道内入りした。

 20歳前後のメンバー6人は、フィンランドの子守歌や、坂本九さんが「レットキス(ジェンカ)」の曲名でカバーした「イエンカ」など17曲を歌い、聴衆といっしょに踊る場面も。

 被災地で障害者が介助を受けながら階段を上る様子などを撮影した写真パネル約40枚も展示された。

 ホップ障害者地域生活支援センターの竹田保代表理事は「仮設住宅で生活する障害者、高齢者は病院や買い物に行く交通手段がなく、支援が必要なことを多くの人に知ってほしい」と話した。

 車いすに座ったままで楽しめる「車いすレクダンス」の講習会が15日、札幌市中央区のリンケージプラザで開かれた。高齢者施設などでボランティアを希望する約20人が、車いす利用者とのダンスの方法を学んだ。

 NPO法人車椅子レクダンス普及会(福岡県)札幌支部の主催。講師は同法人副理事長の福田恭子さんが務めた。参加者は立ったまま車いす利用者と向かい合って手をつなぎ、音楽に合わせて押したり引いたりする動きを確認した。

 笑顔で練習していた石狩市の介護士池田育子さん(60)は「力を入れなくてもスムーズに動くので楽しいですね。自分の働く高齢者施設で取り入れたい」と話していた

北海道新聞-(06/17 16:00)

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