青森市の障害者就労支援施設に通っていた男性利用者が職員から暴行を受けたなどとして施設と職員を相手取り提訴している問題が、18日開かれた同市議会の予算特別委員会で取り上げられた。市側は訴訟については決着がついた時点で対応するとする一方、この施設の会計に疑問点があるとして、施設側の報告書提出を受けた上で、監査を行う方針を明らかにした。
委員会では、共産党の藤原浩平市議が市の対応をただした。市側は昨年3月に利用者や職員らに聞き取り調査を行った結果、「施設内で日常的な暴力はなかった」と回答があったとし、「裁判で事実が明らかになった時点で今後の対応を検討する」とした。
また、藤原市議は、施設が企業から請け負った作業を施設外で行う際に支給される「施設外加算」について、「水増し請求している」と指摘。これについて市側は「以前施設から提出された書類の内容が信ぴょう性に欠ける」などとして、19日までに報告書を提出するよう求めていると説明した。
毎日新聞 2013年06月19日 地方版
委員会では、共産党の藤原浩平市議が市の対応をただした。市側は昨年3月に利用者や職員らに聞き取り調査を行った結果、「施設内で日常的な暴力はなかった」と回答があったとし、「裁判で事実が明らかになった時点で今後の対応を検討する」とした。
また、藤原市議は、施設が企業から請け負った作業を施設外で行う際に支給される「施設外加算」について、「水増し請求している」と指摘。これについて市側は「以前施設から提出された書類の内容が信ぴょう性に欠ける」などとして、19日までに報告書を提出するよう求めていると説明した。
毎日新聞 2013年06月19日 地方版