障害者がモデルのファッションショーが15日、東広島市西条町の市総合福祉センターである。市非常勤職員西本智枝美さん(56)=同市西条栄町=が「おしゃれをして、前向きな気持ちになってほしい」と市内で初めて企画した。
車いす生活を送る西本さんは、広島市で2009年に始まった同様のショーに2回出たことがある。地元で開きたいと知人に呼び掛けた。広島市のショーを主催する美容・服飾関係者でつくる「ファッションセラピーの会ヒロシマ」や広島県美容組合東広島支部の協力も得て、3月ごろから会場確保など準備を始めた。
当日は障害者18人とヘルパー7人が、ウエディングドレスやタキシード、着物などを身に着け、舞台に立つ。プロ美容師にヘアメークも施してもらう。
6日のリハーサルでは、約12メートルの赤いじゅうたんを歩き、動きや進行手順を確かめた。会の近藤貞子副代表に「百二十パーセントの笑顔を見せて」などとアドバイスを受け、手を振ったりポーズをとったりして客席にアピールした。本番の衣装も試着した。
ショーは午後1〜4時で、中学生以上500円。車いすダンスも披露する。宝塚歌劇団に憧れる同市西条町の主婦大竹千陽さん(36)は男装に挑戦。「かっこよくエスコートできるよう歩き方を研究したい」と意気込む。西本さん=電話080(1915)2703。
![]()
【写真説明】カラードレスを試着するファッションショーの出演者
中国新聞-'13/7/12
車いす生活を送る西本さんは、広島市で2009年に始まった同様のショーに2回出たことがある。地元で開きたいと知人に呼び掛けた。広島市のショーを主催する美容・服飾関係者でつくる「ファッションセラピーの会ヒロシマ」や広島県美容組合東広島支部の協力も得て、3月ごろから会場確保など準備を始めた。
当日は障害者18人とヘルパー7人が、ウエディングドレスやタキシード、着物などを身に着け、舞台に立つ。プロ美容師にヘアメークも施してもらう。
6日のリハーサルでは、約12メートルの赤いじゅうたんを歩き、動きや進行手順を確かめた。会の近藤貞子副代表に「百二十パーセントの笑顔を見せて」などとアドバイスを受け、手を振ったりポーズをとったりして客席にアピールした。本番の衣装も試着した。
ショーは午後1〜4時で、中学生以上500円。車いすダンスも披露する。宝塚歌劇団に憧れる同市西条町の主婦大竹千陽さん(36)は男装に挑戦。「かっこよくエスコートできるよう歩き方を研究したい」と意気込む。西本さん=電話080(1915)2703。

【写真説明】カラードレスを試着するファッションショーの出演者
中国新聞-'13/7/12