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行政・政治 : 発達障害者を継続支援 来年度センター開設・茅野市長方針

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 茅野市の柳平千代一市長は11日夜、市内で開いた市ボランティア連絡協議会との懇談会で、学習障害や自閉症など発達障害の子どもや家族を対象にした支援センターを来年度にも開設する考えを明らかにした。発達障害と診断されたり、疑いのある人は増加傾向にあることから、専任の臨床心理士を採用し、幼児から大人まで継続的に支援できる体制づくりを目指す。

 市教育委員会こども課によると、同市本町東の母子通園訓練施設「やまびこ園」の機能を充実させる形で「発達支援センター」を設置する。臨床心理士1人を配置し、障害者本人や家族の相談に応じたり、保育所などへの訪問支援を行うという。来年4月の開所を予定している。

 同課によると、発達障害などで支援が必要な児童を個別に支えるため、市内の小学校に今年度配置した「特別支援教育支援員」は28人で、昨年度より6人の増加。同様に保育園の加配保育士も36人で前年より5人増やしている。

 柳平市長は懇談会で、「発達障害への対応が必要となっており、市で臨床心理士を採用して、来年度にも支援センターを設置したい」と述べた。また、「高校生、社会人も支援の対象に含めて対応したい」との考えを示した。

 同課では、「やまびこ園、保育園、小中学校とトータルで途切れなく支援できる体制を考えたい」としている。

長野日報-2013年7月14日(日)

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