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障害者支援施設で不在者投票

 公職選挙法の改正で、認知症や知的障害のために成年後見人が付いた人の選挙権が認められたことを受け、福岡県太宰府市の障害者支援施設「宰府さいふ園」で16日、被後見人3人が不在者投票を行った。

 3人は同園の聞き取りに対し、全員投票の意思を示したという。投票は施設内の食堂で行われ、3人は投票事務にあたった施設職員に代筆してもらい、1票を投じた。

 身体、知的障害を持つ被後見人の男性(51)は新聞などを見て、優しそうだと思った候補者を選んだという。「政治に参加したかったのに、なぜ投票できないのかと悔しい思いだった。やっとできるようになり、良かった」と、数年ぶりに投票できた喜びをかみしめていた。

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不在者投票で代筆を頼み投票に臨む成年被後見人の男性(左から2人目)(16日午後2時49分、福岡県太宰府市で)

(2013年7月17日 読売新聞)

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