「南宇和障害者の社会参加を進める会」(会長・清水雅文愛南町長)の研修会がこのほど、愛媛県愛南町のホテルであり、東温市を拠点に障害者らの社会参加を支援しているNPO法人「INVISIBLE(インビジブル)」の酒井あい代表理事が「『小さな担い手』を増やす」と題し講演した。
福祉関係者ら約90人が参加した。酒井さんは、2010年に障害者の就労の場を確保するため卵かけご飯の店「おかけや」を開店し、地域住民を巻き込みながら活動の幅を広げてきたと説明。
東日本大震災被災地の支援活動を通じ、障害者が担い手に変わっていくのを目の当たりにし「社会の役に立っているという意識や経験」の重要性を再認識したという。現在は、インターネットに詳しい障害者が農家の特産品PRに協力しているとし「支え合う関係づくりで障害者の社会参加につなげたい」と述べた。
![]()
【写真】障害者が「社会の担い手」となる重要性を訴える酒井代表理事
愛媛新聞- 2013年07月21日(日)
福祉関係者ら約90人が参加した。酒井さんは、2010年に障害者の就労の場を確保するため卵かけご飯の店「おかけや」を開店し、地域住民を巻き込みながら活動の幅を広げてきたと説明。
東日本大震災被災地の支援活動を通じ、障害者が担い手に変わっていくのを目の当たりにし「社会の役に立っているという意識や経験」の重要性を再認識したという。現在は、インターネットに詳しい障害者が農家の特産品PRに協力しているとし「支え合う関係づくりで障害者の社会参加につなげたい」と述べた。

【写真】障害者が「社会の担い手」となる重要性を訴える酒井代表理事
愛媛新聞- 2013年07月21日(日)