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Channel: ゴエモンのつぶやき
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目指すはメダル 障害者カヌー監督の鳥畑が19日出発

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 千歳市のカヌー学校「バイエルンの風カヌー学校」運営の鳥畑博嗣さん(56)が、2013パラカヌー世界選手権の日本チーム監督として19日に、新千歳空港から開催地のドイツ中西部のデュイスブルクに向かう。鳥畑さんは、3年後のパラリンピック大会を見据え「メダルを取りにいく」と、意気込みをみせている。

 鳥畑さんは1983〜88年、西ドイツ(当時)にコーチ留学した。これまでにワールドカップや世界選手権の日本チーム監督、96年のアトランタ五輪のコーチなどを歴任している。パラカヌー日本チームの監督として前回大会に続いて世界に挑む。

 率いる選手は、3月に香川県での選考会で選ばれた小山真さん(32)=埼玉県カヌー協会所属=と、中嶋明子さん(37)=京都府カヌー連盟所属=の2人。大会は27日から始まり、二分脊椎症と水頭症の小山さんは足や胴体、腕でカヌーを操作する最も障害度が軽いLTAクラス、交通事故で下半身不随の中嶋さんは、胴体が動かせず腕だけでこぐ障害度が最も重いAクラスに出場。200メートルでタイムを競う。

 鳥畑さんは小山さんを「小学生から健常者と一緒にカヌーをしてきた。技術と闘争心はすばらしい」とし、中嶋さんを「競技経験が少ない分、まだまだ伸びる可能性がある」と評する。

 障害者カヌーは2016年にブラジル・リオデジャネイロで開催のパラリンピックから正式種目になる。それだけに鳥畑さんは「良い成績を残し、パラリンピックにつなげたい」と、メダル獲得を今大会の目標に定めている。


「メダルを獲得する」と意気込みを語る鳥畑さん

苫小牧民報-(2013年 8/17)

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