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障害者の菓子作り、横浜で30日に全国大会/神奈川

 全国の障害者がパンや菓子作りの腕を競うコンテスト「第6回チャレンジド・カップ」の決勝大会が30日、横浜市西区の国際フード製菓専門学校で開かれる。予選を通過した計16チームが決勝に進出。県内からは横浜市と横須賀市の福祉施設などから4チームが挑む。

 地域の作業所などでパンや菓子作りに励む障害者の自立を支援しようと、2003年から隔年で開催されている。パンと菓子の2部門に分かれ、北海道から沖縄まで全国22都道府県より計64チームがエントリー。パン工房や洋菓子店のオーナーらが、味や見た目などを審査する予選を経て、各部門8チームが決勝大会に進んだ。

 大会実行委員会事務局でパン窯製造メーカー社長の澤畠光弘さんは「大会を重ねるにつれ、作品のレベルはどんどん高くなっている。普段の取り組みの成果を発揮し、素晴らしい作品を仕上げてくれることを楽しみにしている」と話している。

 今大会は横浜と中国・上海の友好都市提携40周年を記念し、上海の障害者らを招待。当日は決勝進出チームとの菓子作りを通した交流も予定している。

 県内から決勝大会に進んだチームは、「はたらき本舗」(横浜市泉区)、「アムアムキッチン」(同市神奈川区)、「あすたシスターズ」(同市都筑区)、「あすなろ学苑」(横須賀市小矢部)の4チームで、いずれも菓子部門に出場する。

 同カップの問い合わせは、実行委事務局電話045(431)1178。

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決勝進出チームを決める予選審査の様子(実行委員会提供)

カナロコ(神奈川新聞)-2013年11月29日

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