県警は、白色発光ダイオード(LED)電球を使った信号機用押しボタンを導入した。ボタンを押すと「おまちください」などと表示される文字を赤色から白色に変え、色覚障害者が見えやすいようになっている。今年度中に、県内の学校や病院など公共施設周辺約70カ所で設置を進める。
県警交通規制課などによると、2009年に警察庁の規定が変わり、文字の色の指定がなくなったため、利用者が見やすい色を検討。昨年、徳島県警や建材メーカーなどが信号機用LED電球を共同製作し、新しい押しボタンを開発した。色覚障害者が見た場合、赤い表示は非常に暗いが、白い表示にすると、明るくはっきり見えたと、利用者からも好評だったという。
同様の押しボタン表示は現在、全国13都道県で導入され、県内では先月末、岡山市や倉敷市、備前市など計7カ所に設置している。県警の水野武人交通管制官は「子供から高齢者まで、あらゆる人にとって使いやすいものになっている。信号機の新設などに合わせて順次整備したい」と話した。
毎日新聞 2013年12月19日 地方版
県警交通規制課などによると、2009年に警察庁の規定が変わり、文字の色の指定がなくなったため、利用者が見やすい色を検討。昨年、徳島県警や建材メーカーなどが信号機用LED電球を共同製作し、新しい押しボタンを開発した。色覚障害者が見た場合、赤い表示は非常に暗いが、白い表示にすると、明るくはっきり見えたと、利用者からも好評だったという。
同様の押しボタン表示は現在、全国13都道県で導入され、県内では先月末、岡山市や倉敷市、備前市など計7カ所に設置している。県警の水野武人交通管制官は「子供から高齢者まで、あらゆる人にとって使いやすいものになっている。信号機の新設などに合わせて順次整備したい」と話した。
毎日新聞 2013年12月19日 地方版