県立障害者支援施設「袖ケ浦福祉センター養育園」(袖ケ浦市蔵波)の虐待問題で、県は18日、職員から暴行を受けた後に死亡した19歳の少年が入所していた寮(2寮)とは別の3、4寮の立ち入り検査を実施した。
午前10時から、県職員ら23人が、知的障害のある子供らが入る3、4寮の担当職員に聞き取りを行ったほか、入所者の支援計画などの関係書類を確認した。立ち入り前、山田勝土障害福祉課長は「問題を洗い出した上で利用者の安全確保、支援向上のため改善を図りたい」と話した。
11日に実施した2寮の検査では、担当職員5人が死亡した少年を含む利用者10人に継続的に暴行していた実態が明らかになった。
養育園を運営する社会福祉法人「県社会福祉事業団」は、他に入所型の障害者支援施設「更生園」と「アドバンスながうら」も運営しており、県は今後、両施設も立ち入り検査を行い、結果を公表する予定。
毎日新聞 2013年12月19日 地方版
午前10時から、県職員ら23人が、知的障害のある子供らが入る3、4寮の担当職員に聞き取りを行ったほか、入所者の支援計画などの関係書類を確認した。立ち入り前、山田勝土障害福祉課長は「問題を洗い出した上で利用者の安全確保、支援向上のため改善を図りたい」と話した。
11日に実施した2寮の検査では、担当職員5人が死亡した少年を含む利用者10人に継続的に暴行していた実態が明らかになった。
養育園を運営する社会福祉法人「県社会福祉事業団」は、他に入所型の障害者支援施設「更生園」と「アドバンスながうら」も運営しており、県は今後、両施設も立ち入り検査を行い、結果を公表する予定。
毎日新聞 2013年12月19日 地方版