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野球:障害者チームが年始め練習、プロ選手が参加−−伊勢崎 /群馬

 県内唯一の身体障害者による野球チーム「群馬アトム」の年始めの練習がこのほど、伊勢崎市内で行われ、交流のある千葉ロッテマリーンズの内野手・今江敏晃選手(30)が参加した。

 群馬アトムには県内や隣県に住む、身体障害がある10〜60代の選手20人が在籍し、全日本選抜大会で準優勝、全日本選手権大会3位などの実績がある。

 今江選手は2006年夏、テレビ番組で群馬アトムを知り、同じ背番号8をつける斉藤健太郎選手(23)に手紙を出したことから交流を続けている。年始めの練習には毎年参加し、シーズン中はロッテの試合に招待するなどしている。この日もノックを一緒に受け、フリー打撃で選手にアドバイスした。今江選手がノックの打球をそらし、笑いを誘う一幕もあった。

 今江選手は練習後のあいさつで、選手たちに「野球を楽しく一生懸命やる姿を見て、毎年初心に戻れる。今年はお互い日本一を目指しましょう」と呼びかけた。斉藤選手は「毎年、練習の成果を見てもらえて励みになっている」と笑顔で話していた。

毎日新聞 2014年01月14日 地方版

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