全国初の発達障害者の特別支援学校として4月に開校した小松島市の県立みなと高等学園が13日、「入校前は27人中7人が不登校だったが、この半年間の出席率は96%となった」と開校後の成果を明らかにした。
医療、教育、福祉などの関係者約20人の委員が、発達障害者への支援体制について議論する検討委員会が13日に同学園であり、報告された。
学園は、発達障害の生徒たちを社会的、職業的に自立させるため、商品の仕入れから収支決算をするまでの一連の工程を学習する「販売実習」や、毎週末に全ての生徒にカウンセリングを実施。出席率も上がり、生徒たちからも「学校が楽しい」という声が寄せられているという。
委員からは「ITを用いた授業も取り入れてほしい」「近隣高校との交流も増やしてほしい」との要望があった。学園の冨樫敏彦校長は「まだ日が浅く課題も多いが、様々な人たちの意見を聞きながら生徒たちの成長につながる体制を整えていきたい」と話した。
朝日新聞-2012年11月14日15時49分
医療、教育、福祉などの関係者約20人の委員が、発達障害者への支援体制について議論する検討委員会が13日に同学園であり、報告された。
学園は、発達障害の生徒たちを社会的、職業的に自立させるため、商品の仕入れから収支決算をするまでの一連の工程を学習する「販売実習」や、毎週末に全ての生徒にカウンセリングを実施。出席率も上がり、生徒たちからも「学校が楽しい」という声が寄せられているという。
委員からは「ITを用いた授業も取り入れてほしい」「近隣高校との交流も増やしてほしい」との要望があった。学園の冨樫敏彦校長は「まだ日が浅く課題も多いが、様々な人たちの意見を聞きながら生徒たちの成長につながる体制を整えていきたい」と話した。
朝日新聞-2012年11月14日15時49分