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Channel: ゴエモンのつぶやき
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なるほドリ:県内の障害者の雇用状況は? /和歌山

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 ◇過去最高を達成、全国10位に 「企業と支援機関が好連携」

 なるほドリ 障害を持つ人の雇用状況って県内では進んでいるのかな?

 記者 民間企業や公的機関などは、法定雇用率に相当する人数以上の障害者を雇用しなければなりません。和歌山労働局が調査した「障害者雇用状況」(昨年6月1日現在)によると、県内の民間企業の全雇用者に対する障害者の割合「実雇用率」は2・03%(法定雇用率2・0%)で、過去最高を達成。全国10位です。企業の規模ごとにみると、50〜55人規模の企業が4・09%で特に高くなっています。なお、この調査の対象は、従業員50人以上の企業540社です。

 Q どれくらいの人が雇用されていることになるの?

 A 雇用障害者数は前年に比べて209人増の1734・5人です(短時間労働者は0・5人とカウント)。これも過去最高です。内訳は、身体障害者1207人(前年比102・5人増)▽知的障害者421人(同91人増)▽精神障害者106・5人(同15・5人増)。労働局の担当者は「多くの企業と、障害者雇用を支援する関係機関との連携がうまくいっているためではないか」と分析しています。

 Q 法定雇用率は昨年4月に改定されたって聞いたけど?

 A 改定される前は、民間企業では、現在より0・2ポイント低い1・8%でした。昨年集計では、県内で法定雇用率を達成した企業は57・2%(全国5位)で、前年より3・4ポイント低下しました。法定雇用率改定に伴い、調査対象企業の従業員数が「56人以上の企業」から「50人以上」へと変更されたことが影響しているとみられます。

 Q 公的機関の雇用状況は?

 A 県機関(知事部局と県警)と市町村の法定雇用率は2・3%。県内では、県機関の実雇用率は2・57%で雇用障害者数が106人となっています。一方、市町村の平均実雇用率は2・09%で雇用障害者数が173人。県機関は法定雇用率を上回りましたが、市町村は下回っています。ただ、市町村は地域によってばらつきがあるようです。
<回答・岡村崇>

毎日新聞 2014年01月19日 地方版

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