障害と向き合いながら働く人たちが就業経験を語る「働きたいを考え合う会」が25日、宮崎市中央公民館で開かれた。就労を希望する障害者や企業担当者ら約100人が参加し、相互理解を深めた。
当事者や支援者らでつくる市民団体「働きたいを考え合う会 いまじん」(久保田義喜代表)が主催。2009年から始めて5回目で、今回はこれまで発表した人や勤務先の職員ら12人が、その後の変化をインタビュー形式で報告した。
07年に宮崎銀行に就職し、顧客情報の入力業務を担う中途失聴の竹下由紀子さんは「以前より新しい仕事が増え、やりがいを感じている」と説明。就労を望む当事者には「何事にも諦めず挑戦してほしい」と呼びかけた。
このほか当事者からは病気や体調悪化で転職した経験や、「資格を取って働ける分野を広げたい」という目標が語られ、雇用する企業は、障害者の継続就労に向けた取り組みを報告した。
毎日新聞 2014年01月26日 地方版
当事者や支援者らでつくる市民団体「働きたいを考え合う会 いまじん」(久保田義喜代表)が主催。2009年から始めて5回目で、今回はこれまで発表した人や勤務先の職員ら12人が、その後の変化をインタビュー形式で報告した。
07年に宮崎銀行に就職し、顧客情報の入力業務を担う中途失聴の竹下由紀子さんは「以前より新しい仕事が増え、やりがいを感じている」と説明。就労を望む当事者には「何事にも諦めず挑戦してほしい」と呼びかけた。
このほか当事者からは病気や体調悪化で転職した経験や、「資格を取って働ける分野を広げたい」という目標が語られ、雇用する企業は、障害者の継続就労に向けた取り組みを報告した。
毎日新聞 2014年01月26日 地方版