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Channel: ゴエモンのつぶやき
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障害者の雇用描く 「幸福な職場」来月5日から下北沢で上演

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 全社員に占める知的障害者の割合が七割を超すチョークメーカー「日本理化学工業」(川崎市)をモデルにした舞台「幸福な職場」が、二月五日から下北沢駅前劇場(世田谷区北沢二)で上演される。劇団東京フェスティバルの代表、きたむらけんじさん(40)は、劇を通じて「雇う側、雇われる側のどちらにも『自分の職場を良くするにはどうするか』を考えてほしい」と話している。

 一九六〇年、東京。工場の専務は養護学校(特別支援学校)の教諭に頼み込まれ、知的障害者の職場実習をしぶしぶ受け入れる。熱心な仕事ぶりを見た他の従業員から「私たちが面倒を見るから」と説得された専務は障害者の正式雇用を決める。材料の重さを量るてんびん、材料を混ぜる時間を知らせる砂時計など、設備も工夫する。

 ビジネス書で同社を知ったきたむらさんは、六〇年当時の専務だった大山泰弘会長や従業員を取材して作品を書き下ろし、二〇〇九、一〇年に上演した。障害がある子どもの親らから「わが子の先生も教え子のため奔走している。舞台の先生役と重なった」「障害者問題によくぞ切り込んでくれた」などとと評価された。

 初演から五年近く。雇用を取り巻く状況は「良くなるどころか悪化している」ときたむらさん。前回までは障害者雇用を描くことに力を入れたが、今回は、せりふやテンポを変え、働くことの楽しさが伝わるよう、笑える場面を増やした。

 きたむらさんは「みんなの気持ち、工夫次第で職場が変わる。ブラック企業だって変えられるはず」と考えている。

 上演は十二日まで。前売り、当日とも四千五百円。問い合わせは劇団制作担当=電090(1262)3381=へ。


「幸福な職場」上演に向けてけいこする出演者たち=世田谷区で

東京新聞 -2014年1月28日

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