体が不自由な人の動作や歩行をサポートする「ロボットスーツHAL」が、守谷市に2月1日開設される「さとう障がい者支援センター」に導入されることになり、装置を使ったリハビリの手法が報道関係者に公開された。近隣地域では初めての導入で、センターでは脊髄(せきずい)損傷などで歩行できない通院者らの機能改善に役立てるという。
導入されるのは、下半身タイプの装置。筋肉を動かそうとする脳の微弱な電気信号を皮膚表面に付けたセンサーが感知。障害者が意図する筋肉の動きを予想し、モーターが動いて障害者の動作をサポートする。体を動かす感覚がよみがえり、リハビリ効果が高まるとされる。装置は、筑波大教授が起業した会社が開発した。センターでは、癒やし効果があったり、通院者と会話したりする2種のロボットも導入した。
センターを運営する医療法人社団・弘明会理事長で脳外科医の佐藤弘茂さん(46)と神経内科医の明子さん(45)夫妻は「これまでできなかったことができるようになると、患者は喜び、前向きになる。その気持ちにさせることが大事。リハビリに極めて有効で、ロボットを活用して、人的な介護力不足も補いたい」と話している。
朝日新聞デジタル> 2014年1月31日03時00分
導入されるのは、下半身タイプの装置。筋肉を動かそうとする脳の微弱な電気信号を皮膚表面に付けたセンサーが感知。障害者が意図する筋肉の動きを予想し、モーターが動いて障害者の動作をサポートする。体を動かす感覚がよみがえり、リハビリ効果が高まるとされる。装置は、筑波大教授が起業した会社が開発した。センターでは、癒やし効果があったり、通院者と会話したりする2種のロボットも導入した。
センターを運営する医療法人社団・弘明会理事長で脳外科医の佐藤弘茂さん(46)と神経内科医の明子さん(45)夫妻は「これまでできなかったことができるようになると、患者は喜び、前向きになる。その気持ちにさせることが大事。リハビリに極めて有効で、ロボットを活用して、人的な介護力不足も補いたい」と話している。
朝日新聞デジタル> 2014年1月31日03時00分