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Channel: ゴエモンのつぶやき
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東大寺で「芸術祭」オープニング式典 障害者が描いた絵見て 奈良

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 ■被災地の復興願い、旗「幡」掲揚

 「障害のある人とない人のつながり」をテーマに奈良の個性豊かな芸術作品を紹介する県障害者芸術祭「HAPPY SPOT NARA2013−2014」(県主催)が1日に始まり、奈良市の東大寺大仏殿でオープニングセレモニーが行われた。芸術祭は9日まで。

 芸術祭は平成23年度に始まり、今回で3回目。この日、東大寺大仏殿では「BIG幡(ばん)プロジェクト」として東日本大震災の被災地の復興を願い、東北3県と奈良県、中国・韓国の障害者が描いた絵を組み合わせて仕上げた旗「幡」の奉納法要が行われた後、境内に8本が掲揚された。幡は、人々の平和を祈ったり魔よけの意味があるとされる。

 絵は「花鳥風月」をテーマに募集し、182人から計219点の応募があった。

 震災による津波の被害で建物が全壊した仙台市の知的障害者施設「まちの工房まどか」では、通所者9人がそれぞれの作品を応募。施設の生活支援員、生島知明さんは「震災のショックで歩くことができなくなった通所者もいたが、描いた絵を見てもらうことで、少しずつ自信を取り戻していった」と振り返る。

 県障害福祉課は「文化や芸術は社会参加や自立につながっていくので、今後も継続していきたい」と話している。

 期間中、奈良市の県文化会館展示室で、県内の14個人・団体が描いた絵や工作物約140点の展覧会などが催される。問い合わせは同芸術祭事務局((電)0742・43・7055)。

MSN産経ニュース - 2014.2.2 02:13

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