障害者による絵画や雑貨などを展示する「県障害者芸術祭」が1日、奈良市の県文化会館などで始まった。周辺のカフェや雑貨屋など44店も会場になり、観光客らが独創的な作品を楽しんだ。9日まで。
3回目となる今年のテーマは「障害のある人とない人のつながり」。県内の小学生や芸術家らと共同制作した作品などが出展され、同館では、動物や植物を描いた絵画、段ボールなどで精巧に作った乗用車の内装など約100点を紹介。コップを箸でたたいた音などを組み合わせた音楽を聴ける空間もある。
また東大寺大仏殿前では、オープニングセレモニーとして、国内外の障害者らが描いた絵で作った旗「幡(ばん)」(幅0・9メートル、全長7メートル)が8本掲げられた。カラフルな鳥などを描いた約200作品が盛り込まれており、奈良市の主婦田辺久美子さん(49)は「一段と華やかで、障害者の活動を知る機会になると思う」と話していた。
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オープニングセレモニーで掲げられたカラフルな幡(奈良市の東大寺で)
(2014年2月2日 読売新聞)
3回目となる今年のテーマは「障害のある人とない人のつながり」。県内の小学生や芸術家らと共同制作した作品などが出展され、同館では、動物や植物を描いた絵画、段ボールなどで精巧に作った乗用車の内装など約100点を紹介。コップを箸でたたいた音などを組み合わせた音楽を聴ける空間もある。
また東大寺大仏殿前では、オープニングセレモニーとして、国内外の障害者らが描いた絵で作った旗「幡(ばん)」(幅0・9メートル、全長7メートル)が8本掲げられた。カラフルな鳥などを描いた約200作品が盛り込まれており、奈良市の主婦田辺久美子さん(49)は「一段と華やかで、障害者の活動を知る機会になると思う」と話していた。

オープニングセレモニーで掲げられたカラフルな幡(奈良市の東大寺で)
(2014年2月2日 読売新聞)