三沢市の社会教育団体「お助けマンクラブ」(松江法子代表)は15日、心身障害者の就労による地域貢献を目指すセミナーを市公会堂で開いた。上十三地方から参加した企業や福祉関係者、学校関係者ら約50人が先進企業の具体的な取り組みを学んだ。
講師を務めたアビリティージャスコ(仙台市)就労移行支援事業本部の長岡麻人さん(36)は、重度障害者の雇用を念頭に1980年に設立された同社が、CDや書籍の販売と、仕事や職場定着の訓練を行う就労移行支援の二つの事業を手掛けている現状を説明。
重病や精神障害を抱えながら実際に働く従業員の様子を紹介し、「面談では障害の等級ではなく、人間性を見るべきだ」「仕事の内容は障害の特性を十分把握して決めて」などとアドバイス。「障害者の戦力化は社会を活性化させる。苦手の克服より得意な仕事を磨いてほしい」と結んだ。
引き続き、高齢・障害・求職者雇用支援機構青森障害者職業センターの鈴木勇主任カウンセラーが、雇用制度と就労援助の現状を講演した。
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【写真説明】就労支援の具体例について講演を聴く参加者ら
デーリー東北新聞社(2014/02/19 16:05)
講師を務めたアビリティージャスコ(仙台市)就労移行支援事業本部の長岡麻人さん(36)は、重度障害者の雇用を念頭に1980年に設立された同社が、CDや書籍の販売と、仕事や職場定着の訓練を行う就労移行支援の二つの事業を手掛けている現状を説明。
重病や精神障害を抱えながら実際に働く従業員の様子を紹介し、「面談では障害の等級ではなく、人間性を見るべきだ」「仕事の内容は障害の特性を十分把握して決めて」などとアドバイス。「障害者の戦力化は社会を活性化させる。苦手の克服より得意な仕事を磨いてほしい」と結んだ。
引き続き、高齢・障害・求職者雇用支援機構青森障害者職業センターの鈴木勇主任カウンセラーが、雇用制度と就労援助の現状を講演した。
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デーリー東北新聞社(2014/02/19 16:05)