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成年後見制度:改正考える きょう大阪弁護士会がシンポ /大阪

 精神障害者らをサポートする成年後見制度の改正について考えようと、大阪弁護士会は22日、シンポジウム「意思決定に困難を抱える人を支え合う社会を目指して〜成年後見制度から意思決定支援法へ〜」を大阪市北区の大阪弁護士会館2階大ホールで開く。

 弁護士会の高齢者・障害者総合支援センター「ひまわり」の15周年記念行事。成年後見制度は、知的障害や認知症で判断能力が低下している人に対し、後見人が財産管理や契約行為を代行するものだ。同センターは「障害のある人から一律に能力を奪い、制限している。あくまでも本人の意思決定を尊重し、それを支援する方法へ抜本的に変えるべきだ」と訴えている。

 シンポは、第1部で法政大の菅富美枝教授が講演し、障害者の自己決定を中心に据える英国の制度を紹介。第2部は、社会福祉士や精神科医らが加わってパネル討論を行う。

 午後1時〜4時半。参加費無料。先着300人。手話通訳や要約筆記もある。

毎日新聞 2014年02月22日 地方版

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