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知的障害者のスポーツ活動の普及に取り組む、糸川恵美子さん /島根

 ◇糸川恵美子さん

 知的障害のある運動競技者(アスリート)の活動を推進する国際組織「スペシャルオリンピックス」(SO)。その地方組織「SO日本・島根」の設立に向けて奔走する。「スポーツを通じて社会性をはぐくみたい」という信念の向こうに見据えるのは、「障害の有無にかかわらず共生できる社会」だ。

 SOは1960年代に米国で誕生。国内では80年代に活動が始まったが、90年代に組織が解散するなど活動は一時低迷した。その後、01年に現在のSO日本が創設され、全国で活動が広がっている。

 SO日本・島根の設立に向けた動きが始まったのは12年。設立準備委員会の会長に速水雄一・雲南市長が就任し、同市に事務局を置いた。当初の準備活動から携わる。本格的なスポーツ経験はないが、「いろいろなボランティア活動をしていたので声が掛かった。子供たちが頑張る姿が大好きなんです」と話す。

 雲南、松江の両市でSOの活動を伝えるDVDの上映会を開催。コーチやボランティアを募り、バスケット、水泳、陸上の3競技の活動の場を確保した。現在ではアスリートが30人、コーチとボランティアは60人以上が参加するまでになり、大田市から松江までやって来るアスリートもいる。

 4月4日に地方組織として正式に認められる。当日には全国組織の理事長を務める五輪マラソン銀メダリスト、有森裕子さんも出席し雲南市で認証式を開く。「島根らしい組織にしたい」。今後も活動の普及に取り組んでいく。【曽根田和久】

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 ■人物略歴

 1960年4月、松江市出身。音楽教室で講師を務める傍ら、「スペシャルオリンピックス日本・島根設立準備委員会」の活動に役員として関わる。問い合わせは、委員会事務局(0854・49・8500)。

毎日新聞 2014年03月02日 地方版

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