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希望の明かり浮かぶ高島城 自閉症啓発デーで点灯

 国連が定める「世界自閉症啓発デー」の2日夜、諏訪地方の発達障害親の会でつくる実行委員会が、諏訪市の高島城を青色に三方向からライトアップした。自閉症の人が視覚的に落ち着く色で、希望や癒やしを表すシンボルカラーが天守閣まで照らし、自閉症をはじめとする発達障害への理解と支援を呼び掛けた。

 障害者の家族や支援者ら約50人が集まった。城に続く階段では、青い鳥を表した県の発達障害者支援マーク「結」の形に並べたキャンドルの火をともし、「感じて、知って、考えよう」と心を一つにした。全員のカウントダウンで城が青く浮かび上がり、地域に向けた発信点となった。

 障害支援者の小坂勇太さん(30)=長野市=は「社会で理解されない少数者の彼らが、損をしないよう手伝っていきたい」。実行委代表の柳澤潤子さん(59)=諏訪市清水=は「昨年から続く希望の明かりをこれからもともし続けたい」と話した。

 建物のライトアップは同日、全国の約70カ所で行われた。県内では高島城のみという。

:2014-4-3 6:00 長野日報

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