【石狩】手話を言語として認め、聴覚障害者が暮らしやすい地域社会を目指す「石狩市手話に関する基本条例」が1日施行されたことを受け、市は13日午後1時から、花川北コミュニティセンターで「手話条例制定記念フォーラム」を開く。手話などを身近に感じてもらう狙いで、NHKEテレの講座番組「NHKみんなの手話」で講師を務める早瀬憲太郎さんが講演する。市は多くの参加を呼び掛けている。
条例施行は、市としては三重県松阪市と並び全国で初めて。フォーラムは市と全日本ろうあ連盟の主催で、同連盟が制定を目指す「手話言語法」の推進イベントにも位置付けられている。
聴覚障害があり、映画監督としても活躍している早瀬さんは、「音のない世界―ろう者や手話の魅力を知ってもらう」をテーマに話す。田岡克介市長と、石狩市と同様の「手話に関する基本条例」を1日施行した十勝管内新得町の浜田正利町長が出席し、それぞれ手話を交えてあいさつする。同町からは、歌詞を手話で表現する「手話コーラス」の団体も舞台に立ち、童謡「ふるさと」などを披露する。
石狩市障がい支援課は「条例のPRだけでなく、聞こえない人のことを知ってもらうのが目的。多くの人に参加してほしい」と呼び掛けている。無料で誰でも参加できる。希望者は当日直接会場へ。受け付けは正午から。問い合わせは同課(電)72・3194へ。
(04/09 16:00)北海道新聞
条例施行は、市としては三重県松阪市と並び全国で初めて。フォーラムは市と全日本ろうあ連盟の主催で、同連盟が制定を目指す「手話言語法」の推進イベントにも位置付けられている。
聴覚障害があり、映画監督としても活躍している早瀬さんは、「音のない世界―ろう者や手話の魅力を知ってもらう」をテーマに話す。田岡克介市長と、石狩市と同様の「手話に関する基本条例」を1日施行した十勝管内新得町の浜田正利町長が出席し、それぞれ手話を交えてあいさつする。同町からは、歌詞を手話で表現する「手話コーラス」の団体も舞台に立ち、童謡「ふるさと」などを披露する。
石狩市障がい支援課は「条例のPRだけでなく、聞こえない人のことを知ってもらうのが目的。多くの人に参加してほしい」と呼び掛けている。無料で誰でも参加できる。希望者は当日直接会場へ。受け付けは正午から。問い合わせは同課(電)72・3194へ。
(04/09 16:00)北海道新聞