日本司法支援センター(法テラス)は10日、設立から8年を迎えた。これを受け、法テラス大分(平山秀生所長)は9日、記者会見を開き、今年度は「高齢者と障害者への法的支援」に力を入れる姿勢を示した。具体的には、成年後見制度活用も含めた対応をしていく考えだ。
高齢者や障害者に対する支援はこれまでも行ってきたが、今年度は弁護士が個人宅や福祉施設を訪問する「出張相談」の体制を強化。判断能力が低下し、財産管理などが困難なケースでは、成年後見制度の活用を家族に促すなどの対応を取る。
出張相談は30分〜1時間程度で生活状況などをヒアリングする。2009年度は4件だったが、年々増加し、13年度は72件だった。法テラス大分は「出張相談体制の強化と共に、福祉施設など現場からの声を吸い上げたい」と話している。
毎日新聞 2014年04月11日 地方版
高齢者や障害者に対する支援はこれまでも行ってきたが、今年度は弁護士が個人宅や福祉施設を訪問する「出張相談」の体制を強化。判断能力が低下し、財産管理などが困難なケースでは、成年後見制度の活用を家族に促すなどの対応を取る。
出張相談は30分〜1時間程度で生活状況などをヒアリングする。2009年度は4件だったが、年々増加し、13年度は72件だった。法テラス大分は「出張相談体制の強化と共に、福祉施設など現場からの声を吸い上げたい」と話している。
毎日新聞 2014年04月11日 地方版