コチョウラン、栽培・販売開始 美馬の障害者支援施設 美馬市脇町小星の障害者就労支援施設「スカイピア」が4月からランの栽培に取り組み始めた。市内には洋ラン展示販売施設「あんみつ館」があり、地域産業を共に盛り上げたい考えだ。5月10日、スカイピア敷地内の専用ハウスで鉢植えの販売を始めた。
利用する知的障害者らの就労の機会を拡充し、植物の栽培を通してやりがいを感じてもらおうと施設職員が提案。あんみつ館を運営する河野メリクロンからランの苗を仕入れ、栽培方法もアドバイスしてもらう。
4月末に完成した栽培ハウス(縦12メートル、横6メートル、高さ6メートル)は、冷暖房や遮光ネットなどを備える。現在、河野メリクロンから仕入れたコチョウラン約300鉢が並び、利用者約20人が水やりや温度管理などの世話をこなしている。1年間で900〜千鉢の販売を目指す。
販売初日は、地域住民らが次々と色鮮やかなランを買い求めた。管理責任者の三宅浩司さん(46)は「ランの栽培と販売をきっかけに利用者とお客さんの交流が深まればうれしい」と期待している。
ランは1鉢1980円で、美馬市内であれば無料で配達。市外でも5千円以上購入した場合は、無料で配送する。問い合わせは同施設<電0883(53)0030>。
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【写真説明】スカイピアの利用者が世話するコチョウランを買い求める住民ら=美馬市脇町小星
2014/5/11 14:17 徳島新聞
利用する知的障害者らの就労の機会を拡充し、植物の栽培を通してやりがいを感じてもらおうと施設職員が提案。あんみつ館を運営する河野メリクロンからランの苗を仕入れ、栽培方法もアドバイスしてもらう。
4月末に完成した栽培ハウス(縦12メートル、横6メートル、高さ6メートル)は、冷暖房や遮光ネットなどを備える。現在、河野メリクロンから仕入れたコチョウラン約300鉢が並び、利用者約20人が水やりや温度管理などの世話をこなしている。1年間で900〜千鉢の販売を目指す。
販売初日は、地域住民らが次々と色鮮やかなランを買い求めた。管理責任者の三宅浩司さん(46)は「ランの栽培と販売をきっかけに利用者とお客さんの交流が深まればうれしい」と期待している。
ランは1鉢1980円で、美馬市内であれば無料で配達。市外でも5千円以上購入した場合は、無料で配送する。問い合わせは同施設<電0883(53)0030>。
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【写真説明】スカイピアの利用者が世話するコチョウランを買い求める住民ら=美馬市脇町小星
2014/5/11 14:17 徳島新聞