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Channel: ゴエモンのつぶやき
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ユニバーサル駅伝:障害者と協力し疾走 大田で来月1日開催、高校生ら大会向け研修 /東京

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 障害者がボランティアと一体になってタイムを競う「ユニバーサル駅伝」(NPO法人ジャパンユニバーサルスポーツ・ネットワーク主催、大田区など共催、毎日新聞社など後援)が6月1日、大田スタジアム(大田区東海1)で開かれる。大会当日に向け、ボランティアを務める高校生らが研修を受けるなど準備が進んでおり、関係者は「多くの人に応援に来てほしい」と呼び掛けている。

 ユニバーサル駅伝は、障害の有無や年齢、男女などで区別せずにチームを組んで走るスポーツだ。小学生や60歳以上の選手を含む5人がチームを組み、1区間約1キロ、5区間を走って目標タイムを競う。1チームに5人のボランティアも加わり、目の不自由な人の手を取ったり、車椅子を押したりしてサポートしながらたすきをつなぐ。2002年に新宿区で始まり、08年から大田区で毎年開かれている。

 公募で集まったボランティアは約150人。障害者のニーズに合ったサポートができるよう、主催者が事前に研修会を開いている。大田区鵜の木の私立東京高校では、ボランティアとして参加する生徒10人が研修を受けた。

 車椅子を利用する千田好夫さん(64)は「車椅子の利用者でも、腕力の強い人と弱い人では適切な押し方が異なる。当日は、最初にどう押せばいいかを本人に聞いてください」などとアドバイス。熱心に耳を傾けていた同高3年の佐野健人さん(17)は昨年に続いて2回目の参加で、「いろんな人に会えるし、盛り上がって楽しかったので今年も応募しました。日常生活では分からないことを勉強できるのもボランティアの魅力」と話した。

 当日は午前11時10分スタート。正午に終わった後は、応援に来た人も楽しめるプロレスやボディービル、手こぎ自転車などのアトラクションが披露される。

〔都内版〕毎日新聞 2014年05月15日 

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