◇障害者ら和太鼓や踊り披露
舞台での共演を通じて、障害者と健常者の共生を目指すイベント「トゥゲザーズ」が17日、目黒区八雲のめぐろパーシモンホールで開かれた。障害者たちの熱のこもったパフォーマンスに大きな拍手が起こり、客席も一体となって楽しんでいた。
イベントは元々、弁護士や医師、会社経営者らでつくる「東京山の手ロータリークラブ」が2011年に、結成25周年の記念イベントとして開催したもの。「出演した子供が自信を持てるようになった」「積極性が出てきた」などの声が多く寄せられたため、翌年から毎年開催されるようになった。
客席とも一体に 目黒区にあるアルコール依存症患者の支援を行うNPO法人は、手話ダンスを披露。「手のひらを太陽に」「年下の男の子」などの音楽に合わせて、歌詞を手話で表現しながら軽快にステップを踏んだ。
演目前には、観客にも手話の意味ややり方をレクチャーし、客席と一体となったパフォーマンスが繰り広げられた。
この日参加したのは、都内の6団体と、神奈川県内の1団体。各団体は、障害者らによる和太鼓の演奏や日本舞踊、フラダンスなどを次々と披露し、そのたびに客席から大きな拍手が送られていた。
ステージに立った次男を客席から応援していた新宿区の高橋美代子さん(70)は「どれも迫力があったし、息子も張り切っていて、とても楽しめた。障害者やその家族への理解は進んでいると感じているが、さらにより多くの人が関心を持ってくれるとうれしい」と話していた。
2014年05月18日 Copyright © The Yomiuri Shimbun
舞台での共演を通じて、障害者と健常者の共生を目指すイベント「トゥゲザーズ」が17日、目黒区八雲のめぐろパーシモンホールで開かれた。障害者たちの熱のこもったパフォーマンスに大きな拍手が起こり、客席も一体となって楽しんでいた。
イベントは元々、弁護士や医師、会社経営者らでつくる「東京山の手ロータリークラブ」が2011年に、結成25周年の記念イベントとして開催したもの。「出演した子供が自信を持てるようになった」「積極性が出てきた」などの声が多く寄せられたため、翌年から毎年開催されるようになった。
客席とも一体に 目黒区にあるアルコール依存症患者の支援を行うNPO法人は、手話ダンスを披露。「手のひらを太陽に」「年下の男の子」などの音楽に合わせて、歌詞を手話で表現しながら軽快にステップを踏んだ。
演目前には、観客にも手話の意味ややり方をレクチャーし、客席と一体となったパフォーマンスが繰り広げられた。
この日参加したのは、都内の6団体と、神奈川県内の1団体。各団体は、障害者らによる和太鼓の演奏や日本舞踊、フラダンスなどを次々と披露し、そのたびに客席から大きな拍手が送られていた。
ステージに立った次男を客席から応援していた新宿区の高橋美代子さん(70)は「どれも迫力があったし、息子も張り切っていて、とても楽しめた。障害者やその家族への理解は進んでいると感じているが、さらにより多くの人が関心を持ってくれるとうれしい」と話していた。
2014年05月18日 Copyright © The Yomiuri Shimbun