県の障害者雇用率が全国最下位(昨年6月1日現在で1・6%)となっている現状を受け、伊勢市は17日、ハローワーク伊勢と連携して市内の企業を回り、障害者の雇用促進について意見交換した。
ハローワーク伊勢管内の雇用率は1・77%で、県内9カ所のハローワーク内では2番目に高いものの、法律で定められている2・0%を下回っている。
17日は鈴木健一市長とハローワーク伊勢の西口典利所長のほか、各職員らが、市内で障害者雇用率の高い3社を訪問して意見交換し、さらなる協力を呼びかけた。
このうち同市上地町のクリーニング業「白清舎」は、1975年から障害者を積極的に雇用し、現在は20〜60代の15人が、回収したシーツの分類作業などを担当しているという。辻村清司社長は「一人一人の特性と安全を第一に考え、雇用の維持はもちろん、促進もしたい」と話した。
市とハローワーク伊勢は今後も企業を訪問し、雇用率改善に力を入れるという。
毎日新聞 2014年06月19日〔三重版〕
ハローワーク伊勢管内の雇用率は1・77%で、県内9カ所のハローワーク内では2番目に高いものの、法律で定められている2・0%を下回っている。
17日は鈴木健一市長とハローワーク伊勢の西口典利所長のほか、各職員らが、市内で障害者雇用率の高い3社を訪問して意見交換し、さらなる協力を呼びかけた。
このうち同市上地町のクリーニング業「白清舎」は、1975年から障害者を積極的に雇用し、現在は20〜60代の15人が、回収したシーツの分類作業などを担当しているという。辻村清司社長は「一人一人の特性と安全を第一に考え、雇用の維持はもちろん、促進もしたい」と話した。
市とハローワーク伊勢は今後も企業を訪問し、雇用率改善に力を入れるという。
毎日新聞 2014年06月19日〔三重版〕