佐賀市が職員採用試験の身体障害者枠で合格とした市内の男性(25)を、採用直前になって非常勤職員に変更した上、試用期間終了後の今年6月に「職務遂行能力が足りない」として契約を打ち切っていたことが12日、市への取材で分かった。
佐賀市は「合格通知を出す前に職務遂行能力を判断すべきだった。申し訳ない」と陳謝し、今後の試験のあり方を検討すると述べた。
市によると、男性は手足にまひを抱え、電動車いすを使用している。昨年12月、常勤職員に合格したが、市は今年3月になって「職務遂行能力を見極めたい」として非常勤とすることを決め、4月から2カ月間の試用期間中に常勤の可否を判断するとした。
男性は試用期間中、パソコン入力などの事務や窓口業務を担当したが、市は常勤としての採用を見送った。障害者枠の合格者はほかにも1人いたが、常勤で採用された。(共同)
[2014年7月12日18時3分] 日刊スポーツ
佐賀市は「合格通知を出す前に職務遂行能力を判断すべきだった。申し訳ない」と陳謝し、今後の試験のあり方を検討すると述べた。
市によると、男性は手足にまひを抱え、電動車いすを使用している。昨年12月、常勤職員に合格したが、市は今年3月になって「職務遂行能力を見極めたい」として非常勤とすることを決め、4月から2カ月間の試用期間中に常勤の可否を判断するとした。
男性は試用期間中、パソコン入力などの事務や窓口業務を担当したが、市は常勤としての採用を見送った。障害者枠の合格者はほかにも1人いたが、常勤で採用された。(共同)
[2014年7月12日18時3分] 日刊スポーツ