最優秀賞の「厚生労働大臣賞」を受賞
9月9日、第一生命保険株式会社は、同社の特例子会社である第一生命チャレンジド株式会社が、独立行政法人高齢・障害・求職者雇用支援機構が主催する「平成26年度障害者雇用職場改善好事例」の最優秀賞である「厚生労働大臣賞」を受賞したことを発表した。
9月8日に「厚生労働大臣賞」の授与式が東京国際フォーラム(東京都千代田区)で行われた。
第一生命チャレンジドは、第一生命が障がい者の雇用拡大と能力活用のために2006年に設立した。第一生命チャレンジドでは、幅広い業種で仕事を展開し、各社員が自分の特性を活かしながら仕事に取り組んでいる。
同社は、今回の受賞について、第一生命チャレンジドが、組織的な支援体制、社員の安心感を醸成する土台作り、新しい仕事を開発して障がい者の自信を獲得させる道筋などができており、他の企業の参考となることが評価されたとしている。
「障害者雇用職場改善好事例」は、障がい者雇用での雇用管理、雇用環境の改善や工夫を行い、さまざまな取り組みを行っている企業のなかから、モデルとなる好事例を周知することによって、障がい者の雇用促進と職域の拡大、職場定着の促進を図るとともに、障がい者雇用に関する理解の向上に役立つことを目的としている。
2014年9月16日 06:00 保険市場タイムズ